:ストーリー:
「生きてく厳しさ」を力強く打ち出しており、要所要所でボケてみるも
全体的にどこか重く殺伐とした雰囲気を感じる。
生々しさ結末も今までには無かった異色の味わいがある。
:キャラクター:
個性的なキャラクターの多いテイルズだがアビスはシリーズ随一のアクの強いキャラが揃っており
好みが分かれるかもしれない。
:音楽:
物語では「音楽」が一つのキーワードになっている。
私的にデスティニー以降の作品の主題歌に物足りなさを
感じていた(っと言うより作品に合わないタイアップ曲に食傷気味であった)
しかしアビスでは主題歌とBGM数曲を、BUMP OF CHICKENのボーカル、藤原氏が深く関わっており
曲は「RPGをはじめる」ワクワク感を演出し、歌詞も作品の雰囲気を象徴しており、デスティニー以来のヒット。
こうした形でのタイアップなら大歓迎。
製作陣の方々は主題歌アーティストの起用について、本作での経験を次回作に繋げて頂きたい。
気になった所を何点か。
まずロードが「長い」とまでは行かないが(早くも無いが)MAP切り替えの際、頻繁にあり快適とは言えなかった。
シリーズ10周年記念作品であるせいかとても完成度の高い作品だが
スケジュールが厳しかったのか僅かの詰めの甘さを感じてしまう。
しかし作品のテイストが「ファンタジア」「デスティニー」など初期テイルズテイストが戻った様でもある。
アビスのキャッチコピーは「生まれた意味を知るRPG」だが
「地獄、深淵」の意である「THE ABYSS」でタイトルを直訳すると「地獄の物語」
10周年記念のブランド作品に、そんな意味のタイトルをつける(良い意味での)悪趣味さがたまらない。
レビュー投稿:
レン・コン
( 2008-03-08 )